当院の看護師・安達と尾崎が、開院時から大切に取り組んできた グリーフケア について全国学会で発表を行いました
在宅医療の中でのグリーフケア訪問や遺族会・家族会、さらに複雑性悲嘆への介入まで、一連の流れを看護研究としてまとめています。
全国的にも、クリニック規模で“診療中から死後まで継続した支援”をしている例は稀であり、多くの医療機関や大学から関心をいただきました。
発表後には、
●「診療報酬の支援がない中で(ボランティア的に)、理念に基づき活動を続けていることに感銘を受けた」
●「自分たちの地域で始めるにはどうしたら良いか」
●「自分の夢そのもので、一緒に活動したい」
といった温かい声もいただき、私たち自身も大きな励みになりました。
日々の活動は、別れのつらさや迷いの中で模索してきたものですが、
同じ志を持つ方々が全国各地にいることを知り、改めて発信し続ける意義を感じています。
今後も慢心することなく、診療はもちろん、研究・改善・発信を続けてまいります。