2023年1月から「在宅緩和ケア充実診療所」に指定されました

2022年7月の開院以来、「その人らしい生き方に寄り添う」ことを目標にスタッフ一同、在宅医療を行っており、多くの患者様に利用いただいています。その実績が認められ、2023年1月より厚生労働省から「在宅緩和ケア充実診療所」として指定されました。

今後も在宅医療を希望される患者さんやご家族の選択肢となれるよう、地域の医療や介護福祉を支える多職種の方との連携を生かして診療に取り組んでいきます。

在宅緩和ケア充実診療所とは

以下の要件を満たした病院が届け出により指定されます。

① 機能強化型の在宅療養支援診療所の届出を行っていること。
② 過去1年間の緊急往診の実績が15件以上、かつ、看取りの実績が20件以上であること。
③ 緩和ケア病棟又は在宅での1年間の看取り実績が10件以上の医療機関において、3か月以上の勤務歴がある常勤の医師がいること。
④ 末期の悪性腫瘍等の患者であって、鎮痛剤の経口投与では疼痛が改善しないものに対し、患者が自ら注射によりオピオイド系鎮痛薬の注入を行う鎮痛療法を実施した実績を、過去1年間に2件以上有していること、又は過去に5件以上実施した経験のある常勤の医師配置されており、適切な方法によってオピオイド系鎮痛薬を投与した実績を過去1年間に10件以上有していること。
⑤ 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針に準拠した研修」又は「緩和ケアの基本教育のための都道府県指導者研修会等」を修了している常勤の医師がいること。
⑥ 院内等において、過去1年間の看取り実績及び十分な緩和ケアが受けられる旨の掲示をするなど、患者に対して必要な情報提供がなされていること。

県北医療圏で数少ない在宅緩和ケア充実診療所として、しっかりと地域のニーズにこたえていきます。