このたび、「宮崎県北の地域医療を守る会」「延岡市地域医療政策課」からお声かけをいただき、
リレー講演形式で地域医療についてお話させていただくことになりました。
日時:2025年7月6日(日)14:00〜
会場:延岡市民協働まちづくりセンター(延岡市東本小路131-5)
当日は「在宅医療の現場から」というテーマで、縁・在宅クリニックが地域で取り組んでいる医療の現在地、未来へのビジョンをお伝えします。
地域医療の未来に向けてできることを、一緒に考える機会になれば幸いです。
地域医療に関心のある方、ぜひお気軽にご参加ください!
主催の皆さま、貴重な機会をいただきありがとうございます
\ 延岡で一緒に地域医療しませんか? /
地域医療や在宅医療を、限られた資源の中で持続可能にしていくには、
教育 と
相互理解 が欠かせません。
「それぞれの役割ややりがい、課題を知り合うこと」
──それが、地域を支える第一歩だと私たちは考えています。
縁・在宅クリニックでは、年間約60名の見学者(医師・看護師・学生・多職種)を受け入れ!
年々規模もかわりますので、1回だけでなく、2回目・3回目の見学も大歓迎です
私たちの理念や現場のリアルを見て、感じて、語り合いましょう。
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【見学枠】
月・火・木・金(08:30〜12:00)※1日2名まで
【対象者】
医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、ST/PT/OT、歯科衛生士、介護支援専門員、医療事務、MSW、行政関係者、記者・ライターなど、
地域医療の発展にご関心のある方すべて
縁・在宅クリニックでは毎週、医師会、市役所、保健所、地域のさまざまな団体との会議に参加しています
今回は、延岡市健康長寿課と協力し、医療と介護の連携をより強める会議。
現場で実働する多職種のみなさんが集まり、課題と解決策を一緒に考える貴重な時間となりました
延岡で在宅医療に取り組む皆さんの熱意は、本当に頼もしく、誇らしいものです
私たちは、延岡の地域医療の「隙間」に、在宅医療という筆で未来を描き、少しずつ色を加えていきます
地域の皆さまにとって「安心して暮らせるまち」であり続けられるよう、これからも一歩ずつ歩んでまいります
先日、長崎市で開催された「日本在宅医療連合学会」にスタッフが参加してきました
全国の在宅医療の実践者が集うこの場所には、
私たちの理念「その人らしい生き方を叶える医療の提供」に共鳴する学びと刺激がたくさん詰まっていました
開院3年を迎え、『安定』よりもさらなる『成長』へ向かうフェーズであることを確信できました。
これから報告書を作成し、留守中にクリニックで支えてくれていたスタッフにも内容を共有します。
そして、一つずつ実行していきます!
延岡の地域医療・在宅医療が、
住民も医療者も幸せになり、
未来まで確固たるものになるように。
一歩ずつ、確実に前へ。
<<医師募集中>>
DMやフォームからお気軽にお問合せください!
今年度の延岡看護専門学校での講義(90分×4コマ)が無事終了しました。
地域医療・在宅医療の現場のリアルを、意欲的に学んでくれた学生の皆さん、本当にお疲れさまでした!
そして今回は、なんとNHKの方が講義に取材に来てくださいました。
地域の未来を担う学生たちの姿を、こうして取り上げてもらえることに感謝の気持ちでいっぱいです。
地域医療には課題も多くあります。
でもそれを一つずつ乗り越えていく鍵は「教育」だと信じています。
延岡で学び、成長する環境がさらに整えば、このまちの医療の未来はきっと明るい🌞
📍NHKの皆さま、取材ありがとうございました。
📍延岡看護専門学校の皆さま、今年も素晴らしい学びの機会をありがとうございました。
〜一緒に在宅医療の未来をつくりませんか?〜
4月に立ち上がったばかりの訪問リハビリ部門ですが、ありがたいことに多くのご依頼をいただき、患者さんが増加中です。
このたび、
**理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)**
の新たなスタッフを募集することになりました。
縁・在宅クリニックの訪問リハビリの魅力
土日祝休みでプライベートも大切に
医師・看護師との距離が近く、常に相談・連携が可能
病態や生活背景まで見据えた、オーダーメイドな介入
九州でも希少な「在宅療養支援診療所 専属セラピスト体制」
病院でも施設でもない、「その人の暮らしの場」でしか得られないやりがいや気づきがあります。
一緒に「人生に寄り添うリハビリ」を届けてくれる方、お待ちしています!
まずは 0982-20-2822まで 見学申し込みをご検討ください。
「病院から家に帰るまでの間に、呼吸が止まるかもしれませんよ」
病院の主治医はそう夫に伝えた。
長年連れ添った夫は、迷うことなく言った。
「覚悟はしています。それでも、家に連れて帰りたいです。」
そこから、女性と家族、そして私たちの在宅医療が始まった。
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医師・看護師・ケアマネジャーが、自宅で退院してきた本人と家族を迎えた。
すでに意識はなかった。私は、この関わりが短いものになるかもしれないと覚悟した。
数日後、再び訪問した。目を開けることはなかったが、表情は驚くほど穏やかだった。
ふとベッドサイドを見ると、満開の花畑で笑う夫婦の写真が飾られていた。
思わず尋ねた。
「去年の写真ですか?」
夫は少し照れたように笑いながら答えた。
「昨日、連れて行ったんですよ。目をしっかり開けられたから。
そしたら、自分でピースまでして。いい写真でしょ?……神様が時間をくれたんです」
驚いて、もう一度写真を見た。
日付は確かに昨日。満開の花、満面の笑顔。すぐには状況を飲み込めなかった。
その後、彼女はふと目を開け、ほほ笑んだ。
それからは、まるで世界の光をひとつずつ大切に味わうように、時おり目を開けては、自宅や家族、見舞いに訪れる友人たちを穏やかな目で見つめ日々を過ごされた。
しばらくして、彼女は静かに旅立った。
最期まであの写真のように、穏やかな表情だった。
お看取りの場にいた夫は、涙を浮かべながらも、どこか晴れやかな顔をしていた。あの花畑の写真のように。
医療の現場では、ときに医学では説明のつかない出来事が起きる。
「奇跡」という言葉では足りない、
「科学」では割り切れない、
そんな「神様がくれた時間」を、今日も私たちはどこかで祈りながら、医療を続けている。
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―― ある在宅医療のおうち物語
※プライバシー保護のため、時系列や一部内容を変更しています。
地域医療の未来を考えるリレー講演会に、院長の岩谷健志が登壇します。
今回は「在宅医療の現場から」というテーマで、延岡で実際に行われている在宅医療の取り組みや、地域とのつながりの中で見えてきたことをお話しさせていただきます。
地域医療に関心のある方
これからの暮らしを考えたい方
医療・介護・福祉に携わる方
どなたでもご参加いただけます。参加無料・申込み不要ですので、ぜひお気軽にお越しください!
日時:7月6日(日)14:00~
会場:延岡市東本小路131-5
(延岡市民協働まちづくりセンター)
参加費:無料
講師:岩谷 健志(縁・在宅クリニック院長)
「宮崎県北の地域医療を守る会」の皆さま、貴重な機会をありがとうございます。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております!